キンテキ
![]() | この項目では、日本の競走馬について説明しています。格闘技における急所攻撃については「金的」をご覧ください。 |
キンテキ | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1933年 |
父 | シアンモア |
母 | 名白 |
生国 | ![]() |
生産者 | 那須野牧場 |
馬主 | 高井治兵衛 |
調教師 | 尾形景造 |
競走成績 | |
生涯成績 | 平地競走16戦2勝 障害競走14戦12勝 |
獲得賞金 | 6万2312円50銭 |
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キンテキは、日本の競走馬である。1937年秋の農林省賞典障碍に優勝した。いとこにダイナナホウシユウがいる。
1936年春季の東京競馬場新呼競走でデビューし平地では2勝を挙げた。なお、第5回東京優駿大競走にも出走しているが着外に敗れている。
1937年春季の中山開催から障害入りすると連戦連勝で春季だけで6勝を挙げた。そして秋季は関東馬で障害8勝の牝馬エルクハート、関西馬チカラなどの実力馬を寄せ付けず、中山では農林省賞典障碍に優勝する。12月3日に第1回帝室御賞典(秋)(現在の天皇賞・秋)に出走したが着外。暮れの京都競馬では初日の特ハン、そして優勝戦に勝利し、6戦全勝の成績を挙げた。この京都開催を最後に満量[1]により現役を引退した。
障害では落馬を除けばすべての競走に勝利するという大記録を打ち立てた。また、1937年秋季は賞金獲得第1位となる3万1212円を稼ぎ、2位のタイシ(平地)に7千円の差をつけた。
競走成績(障害競走のみ)
年月日 | 競馬場 | 競走名 | 頭数 | 人気 | 着順 | 騎手 | 斤量 | 距離(馬場) | タイム | 着差 | 1着馬/(2着馬) | |
1937 | 3.28 | 中山 | 障碍 | 6 | 1人 | 落馬中止 | 古賀 | 60 | 障2600(良) | フソウ | ||
3.29 | 中山 | 障碍 | 12 | 1人 | 1着 | 古賀 | 60 | 障2600(良) | 3:22.6 | 1/2馬身 | (ホウカツミンドアー) | |
4.11 | 中山 | 障碍優勝 | 3 | 1人 | 1着 | 古賀 | 58 | 障3300(良) | 3:49.2 | 4.1/2馬身 | (ホウカツミンドアー) | |
4.17 | 東京 | 障碍特ハン | 8 | 1人 | 転倒中止 | 古賀 | 64 | 障2900(良) | エルクハート | |||
4.18 | 東京 | 障碍 | 12 | 1人 | 1着 | 古賀 | 63 | 障2700(良) | R3:04.2 | 2馬身 | (ホーデン) | |
5.2 | 東京 | 障碍優勝 | 5 | 1人 | 1着 | 稲葉幸 | 61 | 障3600(不) | 4:27.2 | 4馬身 | (エルクハート) | |
5.8 | 日本 | 障碍 | 8 | 1人 | 1着 | 古賀 | 65 | 障2800(良) | 3:15.2 | 5馬身 | (ハクノブ) | |
5.23 | 日本 | 障碍優勝 | 7 | 1人 | 1着 | 古賀 | 63 | 障3600(重) | R4:10.6 | 3.1/2馬身 | (クヰンカツプ) | |
10.16 | 中山 | 障碍 | 4 | 1着 | 古賀 | 68 | 障2900(不) | 3:28.6 | 9馬身 | (ダイナンコウ) | ||
10.17 | 中山 | 農林省賞典障碍 | 4 | 1着 | 古賀 | 66 | 障4100(不) | 5:01.0 | 大差 | (キンキオウゼキ) | ||
10.31 | 日本 | 障碍特ハン | 9 | 1着 | 古賀 | 70 | 障2800(良) | 3:12.2 | 1/2馬身 | (チカラ) | ||
11.14 | 日本 | 障碍優勝 | 3 | 1着 | 古賀 | 70 | 障3600(良) | 4:12.4 | 5馬身 | (マツキーユートピア) | ||
12.11 | 京都 | 障碍特ハン | 5 | 1着 | 古賀 | 70 | 障2800(良) | 3:14.4 | クビ | (チカラ) | ||
12.26 | 京都 | 障碍優勝 | 5 | 1着 | 古賀 | 72 | 障3450(不) | 4:09.4 | 5馬身 | (エルクハート) |
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
脚注
- ^ 当時、賞金額によって斤量が77kgに到達した馬は満量として引退することになっていた。
中山大障害勝ち馬 | |
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1930年代 | 第1回 キンテン / 第2回 イサハヤ / 第3回 オーシス / 第4回 ジユピターユートピア / 第5回 トーナメント / 第6回 フソウ / 第7回 キンテキ / 第8回 トクタカ / 第9回 リードアン / 第10回 コクオー / 第11回 シヤインモア |
1940年代 | 第12回 キヨクジツ / 第13回 スタミナ / 第14回 ライハルオン / 第15回 ゼーアドラー / 第16回 ホウカツピータ / 第17回 バイエル / 第18回 モトクマ / 第19回 カミワカ / 第20回 ニユージヤパン / 第21回 フクレイ / 第22回 ブルーホマレ / 第23回 カミカゼ / 第24回 ブランドライト |
1950年代 | |
1960年代 | |
1970年代 | |
1980年代 | 第84回 オキノサコン / 第85回 カチウマタロー / 第86回 ナカミショウグン / 第87回 テキサスワイポン / 第88回 キングスポイント / 第89回 キングスポイント / 第90回 オキノサキガケ / 第91回 オキノサキガケ / 第92回 メジロジュピター / 第93回 メジロアンタレス / 第94回 ブルーフラール / 第95回 オンワードボルガ / 第96回 ライバコウハク / 第97回 ハッピールイス / 第98回 メジロアンタレス / 第99回 シノンシンボリ / 第100回 メジロアイガー / 第101回 ヤマニンアピール / 第102回 キョウエイウオリア / 第103回 メジロマスキット |
1990年代 | 第104回 パンフレット / 第105回 ワカタイショウ / 第106回 シンコウアンクレー / 第107回 シンボリモントルー / 第108回 シンボリクリエンス / 第109回 シンボリクリエンス / 第110回 メジログッテン / 第111回 ブロードマインド / 第112回 ブロードマインド / 第113回 ローズムーン / 第114回 ダイカツストーム / 第115回 フジノスラッガー / 第116回 ポレール / 第117回 ポレール / 第118回 ポレール / 第119回 ケイティタイガー / 第120回 ノーザンレインボー / 第121回 ビクトリーアップ / 第122回 ゴッドスピード |
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