BTR-T
基礎データ | |
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全長 | 6.2m |
全幅 | 3.27m |
全高 | 2.4m |
重量 | 38.5t |
乗員数 | 2名 |
乗員配置 | 乗員2名、歩兵5名 |
装甲・武装 | |
主武装 | 砲塔を参照 |
機動力 | |
速度 | 50km/h(整地) |
エンジン | ディーゼル 580hp |
行動距離 | 500km |
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BTR-Tは、ソビエト連邦、ロシアの歩兵戦闘車(IFV)。アフガニスタン紛争やチェチェン紛争にて、軽装甲の歩兵戦闘車などがRPG-7などにより多数撃破されたことを受け、旧式化したT-55戦車の車体を流用して防御力の向上を図った歩兵戦闘車である。
概要
BTR-Tは、トランスミッションと車体が完全にT-55と共通している。しかし、装甲は全く異なっており、爆発反応装甲を採用している。このため、装甲は600mmの通常の均質圧延鋼板装甲と同等である。
兵士は上部ハッチからしか出入りできない。また、与圧式NBC防護装置を備え、NBC汚染環境下でも行動可能である。
水上浮航能力はないが、水深1.4mまでならば徒渉できる。また、特殊装備を用いることで最大水深5mまでの水面下を徒渉可能。
砲塔
砲塔はモジュラー式となっており、5種類の砲塔を搭載可能である。
- 2A42 30mm機関砲、9M113 コンクールス ATM発射機
- 2A42 30mm機関砲、AGS-17 30mm自動擲弾発射器
- 2A38 30mm機関砲 2門
- NSV 12.7mm重機関銃、9M113 ATM連装発射機
- NSV 12.7mm重機関銃、AGS-17 30mm自動擲弾発射器
関連項目
- 歩兵戦闘車
- カンガルー装甲兵員輸送車 - 戦車や自走砲の車体を流用して装甲兵員輸送車に改造した車両の総称。
- アチザリット - イスラエル国防軍が中東戦争で鹵獲したT-54・T-55戦車を改修して製造した装甲兵員輸送車。
- BMP-T - T-72の車体を流用した装甲戦闘車両。
- BMO-T - T-72の車体を流用した装甲兵員輸送車。
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○は装輪式・Vは水陸両用型 | |||||||||||||||
戦車 |
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自走砲 |
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装甲車 |
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支援車両 |
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指揮車両 |
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無誘導対地 ロケット |
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ミサイル車両 |
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装甲車両 プラットフォーム | |||||||||||||||
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