非政党同盟
非政党同盟 (ひせいとうどうめい)、無党派連盟[1](むとうはれんめい)(NPL: Nonpartisan League)は、元米国社会党の組織者であったアーサー・C・タウンリー(英語版)により1915年に米国ノースダコタ州で立ち上げられた政治団体である。非政党同盟は、ミネアポリスやミネソタ州、シカゴの企業の支配的影響力を弱めるため、小規模な農家や商人に代わって、製粉機や穀物エレベーター、銀行、その他の農業関連産業を管理した[2]。
1956年に、民主党のノースダコタ州組織と合併し、ノースダコタ民主・無党派連盟党(英語版)となる。
日本
日本では、男子普通選挙制度が開始した直後の1926年に、堀井梁歩が『農民新生への道』を書いてNPLを紹介[3]。下中弥三郎が渋谷定輔や中西伊之助、石川三四郎らと農民自治会を組織し、日本版NPLを立ち上げようとした。しかし、活動は広がることなく2年後の1928年に終了した[4]。