紫陽社
紫陽社(しようしゃ)は、日本の出版社。1974年2月に詩人の荒川洋治が立ち上げた詩集の出版社として知られる。
概要
1974年2月に設立された荒川洋治の個人出版社。新しい詩の世界を表現することを目指し、蜂飼耳など多くの新人の第一詩集を手掛ける。第一冊目の清水哲男『水甕座の水』(1975)以来、これまでに200点以上の書籍を刊行してきた[1]。
『80年代詩叢書』の第一回配本井坂洋子『朝礼』(1979)、第二回配本伊藤比呂美『姫』(1979)、『叢書・女性詩の現在』(1982)などにより、女性詩ブームを生み出した[1]。
1994年からは韓国や中国の作家の詩集や短編集も刊行[1]。
受賞歴
出典
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参考文献
- 荒川洋治「紫陽社の時間」『新潮』第99巻第4号、新潮社、2002年。