真苫駅

座標: 北緯47度41分56秒 東経142度32分58秒 / 北緯47.69889度 東経142.54944度 / 47.69889; 142.54944 真苫駅(まとまえき)は、樺太豊栄郡白縫村に存在した鉄道省樺太東線であった。

歴史

  • 1927年(昭和2年)11月20日 - 樺太鉄道落合駅 - 知取駅間(170.5km)開業により設置。
  • 1941年(昭和16年)
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。同日、再び駅に昇格[1]
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「マ・ツ・オマ・ナイ」(波打ち際で曲がっている川、帯状に続いている港)による[2]

運行状況

1944年当時[3]

  • 上りは大泊駅行き3本と、落合駅行き2本、下りは白浦駅行きが2本と上敷香駅行きと知取駅、敷香駅行き各1本であった。夜行列車は通過していた。

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
小田寒駅 - 真苫駅 - 保呂駅

脚注

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  1. ^ 日本鉄道旅行地図帳 滿洲・樺太(今尾恵介原武史 監修 新潮社 2009年)p.66
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.209
  3. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.60