『白虎野』(びゃっこや)は、平沢進の10枚目となるアルバムである。平沢のアルバムとしては『BLUE LIMBO』より3年振りのオリジナル・アルバムとなり、「ディストピア3部作」2作目の作品である。2006年2月2日に平沢の自主レーベルであるケイオスユニオン/TESLAKITEより発売された。
解説
収録曲
- 時間の西方 - The Westward of Time
- 無料配信曲。
- 白虎野 - Byakkoya - White Tiger Field
- アニメ映画「パプリカ」の主題歌として、歌詞の一部を差し替えた上で使用されている(そのバージョンは『パプリカ オリジナルサウンドトラック』に「白虎野の娘」として収録)。
- 「白虎野」とは、ベトナム・ホーチミン市の南東方沖合に位置する海底油田「バクホー油田 (White Tiger Oil Field) 」のことを指す。歌詞にはアオザイやノンラーといったベトナムを連想させる単語が使われているほか、間奏には「Xin chào các bạn Đây là quê hương của chúng tôi Đây là tương lai của chúng tôi(ようこそ ここが私たちの都 ここが私たちの未来)」というベトナム語のセリフが入る。
- 2023年2月3日より、平沢進+会人(EJIN)として出演した2019年のFUJI ROCKアレンジバージョンが、スタジオ音源集『RUBEDO/ALBEDO』に収録されBandcampにてデジタルアルバムとして販売された[2]。
- 生まれなかった都市 - The Stillborn City
- インタラクティブ・ライブ「LIVE 白虎野」でアレンジバージョンが劇中歌として使用され、『LIVE白虎野記念パッケージ』に「アティドゥーの番人」として収録されている。
- 記憶から来た男 - The Man from Memories
- 水脈 - Water Vein
- CODE-COSTARICA
- Σ星のシダ - Fern of the Planet Sigma
- 確率の丘 - Probability Hill
- 白虎 - Byakko - White Tiger
- パレード - Parade
- アニメ映画「パプリカ」挿入曲。『パプリカ オリジナルサウンドトラック』にも収録されている。
- イントロのコーラスはNurse Cafe(SIREN収録)の逆再生。
- アウトロにはP-MODEL時代の曲「MONSTER A GO GO(ボックスセット『太陽系亞種音』収録)」が混入している。
参加ミュージシャン
脚注
- ^ filter_admin. “『FILTER Volume.02』2022年1月19日発売”. Filter(フィルター). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “平沢進+会人 FUJI ROCKアレンジのスタジオ音源集『RUBEDO/ALBEDO』リリース”. amass. 2023年2月5日閲覧。
外部リンク
- 平沢進ディスコグラフィー・白虎野|平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
|
---|
追加のミュージシャン:ことぶき光 - 友田真吾 - 髙橋ボブ - 秋元一秀 - 秋山勝彦 - 梅津和時 - 戸川純 - ケラ - 田井中貞利 - 荒木康弘 - 加藤賢崇 - 砂原良徳 - 藤木弘史 - 上領亘 - TAKA - 横川理彦 - Miss-N - Miss-Aeh - 福間創 - 中野テルヲ - TAINACO - MIRAI - 小西健司 - A-sai - Fiat - Neng - Rang - PEVO1号 |
シングル | |
---|
アルバム | オリジナル | |
---|
ベスト | - 魂のふる里
- 映像のための音楽〜平沢進サウンドトラックの世界
- HALDYN DOME
- Archetype | 1989-1995 Polydor years of Hirasawa
- Symphonic Code | Susumu Hirasawa Instrumental Music: The Polydor years
|
---|
リメイク | |
---|
ライブ | |
---|
サウンドトラック | - DETONATOR ORGUN 1-3
- グローリー戦記
- 剣風伝奇ベルセルク
- ロストレジェンド 失われた伝説の大陸
- ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章
- 千年女優
- 妄想代理人
- パプリカ
- Ash Crow
|
---|
その他 | |
---|
|
---|
関連項目 | |
---|
典拠管理データベース | |
---|