球磨川駅
球磨川駅* | |
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くまがわ Kumagawa | |
◄八代 (1.3 km) | |
所在地 | 熊本県八代市松江町 北緯32度30分27.72秒 東経130度36分27.85秒 / 北緯32.5077000度 東経130.6077361度 / 32.5077000; 130.6077361座標: 北緯32度30分27.72秒 東経130度36分27.85秒 / 北緯32.5077000度 東経130.6077361度 / 32.5077000; 130.6077361 |
所属事業者 | 運輸省 |
所属路線 | 鹿児島本線(貨物支線) |
キロ程 | 1.3 km(八代起点) |
開業年月日 | 1908年(明治41年)6月1日 |
廃止年月日 | 1945年(昭和20年)6月10日** |
備考 | 貨物駅 |
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球磨川駅(くまがわえき)は、熊本県八代市松江町にあった運輸省(日本国有鉄道の前身)鹿児島本線(貨物支線)の駅(貨物駅。廃駅)である。
歴史
当駅は、九州鉄道が設置した(初代)八代駅である。しかし、官設鉄道が延伸する人吉方面への鉄道路線(現在の肥薩線)の分岐に不便な位置にあったことから、1908年(明治41年)に現在地に移転された。その際、旧線を新線扱いで貨物支線とし、(初代)八代駅の跡地に設置されたのが当駅である。駅は1945年(昭和20年)に八代駅構内に併合されて廃止となったが、施設自体は1989年(平成元年)まで存続した。
年表
- 1896年(明治29年)11月21日:九州鉄道が(初代)八代駅として設置[1]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が国有化[1]。
- 1908年(明治41年)6月1日:八代駅が現在地に移転。(新)八代駅 - 当駅間を新線扱いの貨物支線とし、球磨川荷扱所として設置。貨物のみ取り扱い[1]。
- 1912年(明治45年)7月11日:荷物の取扱いを開始。球磨川駅に改称[1]。
- 1945年(昭和20年)6月10日:貨物支線廃止により廃駅となる。八代駅に併合され、同駅の構内側線となる[1]。
- 1989年(平成元年)11月12日:構内側線廃止。
跡地
球磨川駅地区土地区画整理事業が施行され、出町公園などが整備された。同公園内には駅があったことを知らせる説明板があり、国鉄C57形蒸気機関車の動輪の展示が行われている[2]。
- 出町公園に保存されているC57 169の動輪(2018年5月)
隣の駅
- 運輸省
- 鹿児島本線(貨物支線)
- 八代駅 - (貨)球磨川駅
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e 石野哲 編「停車場変遷大事典 国鉄・JR編」JTB 1998年刊 ISBN 4-533-02980-9
- ^ 「九州鐵道の遺構(2)」pp.120 - 121