源陟子
源 陟子(みなもと の ただこ、生没年不詳)は、平安時代の女性。藤原彰子の宣旨。
経歴
源伊陟(醍醐天皇の孫)の娘。歌才に優れていたとされ、『栄花物語』によれば和泉式部が彰子へ贈った歌に対し、陟子が代詠したこともあった。また紫式部日記では部下の紫式部からその美貌を讃えられており [1]、藤原定頼も源陟子に言い寄ったとされる。
のちに後朱雀天皇の乳母となった [2]。
参考文献
- 『紫式部伝: その生涯と『源氏物語』』(法藏館 、2007年、12p)
- 『国文学研究資料館紀要 - 第 25~26 号 』(国文学研究資料館、1999年、41p)
脚注
- ^ 法蔵館 2007, p. 12.
- ^ 国文学研究資料館 1999, p. 41.
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