弥谷観音堂
弥谷観音堂 | |
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観音堂 | |
所在地 | 徳島県阿南市福井町日の地372-5 |
位置 | 北緯33度48分24.63秒 東経134度35分8.11秒 / 北緯33.8068417度 東経134.5855861度 / 33.8068417; 134.5855861座標: 北緯33度48分24.63秒 東経134度35分8.11秒 / 北緯33.8068417度 東経134.5855861度 / 33.8068417; 134.5855861 |
山号 | (祖谷山) |
本尊 | 如意輪観音 |
創建年 | 伝・延暦12年(793年) |
開基 | 伝・弘法大師 |
札所等 | 四国八十八箇所22番奥院 阿波坂東観音霊場一番 |
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弥谷観音堂(いやだにかんのんどう)は徳島県阿南市福井町に所在する仏堂。本尊は如意輪観音。四国八十八箇所二十二番札所平等寺奥の院、阿波坂東観音霊場一番札所。
概要
弥谷観音堂
弥谷観音堂
弥谷観音堂
伝承によれば、延暦12年(793年)空海(弘法大師)が19歳の時、この地を訪れ岩肌に如意輪観音を刻みつけ17日間の厄除けの護摩供養をしたのが起こりであるという。空海は満願の日に七不思議を残して立ち去ったと言われる。
昭和30年代(1955年 - 1964年)までは、現在の地より下方に祖谷山 明宝院という寺院が存在していたが、焼亡し廃寺となっていた。
平成6年(1994年)、福井ダムの治水工事に伴い観音堂を再興し現在の地に移設した。観音堂の下には公園とトイレが設置されていたが、現在トイレは撤去されており、特に歩きでの巡礼者には不便な状態となっている。
管理及び納経は慈眼山真光寺(阿南市福井町土佐谷4)北緯33度49分33.97秒 東経134度36分35.1秒 が行っており、寺に出向くか観音堂での納経を依頼する。
弥谷観音の七不思議
- 不二地蔵
- 竺地蔵
- 四寸通し
- 硯石
- ゆるぎ石
- 日天月天の跡
- 胎内くぐり
石仏
石仏
石仏
石仏
石仏
石仏
前後の札所
- 四国八十八箇所
- 22 平等寺 --- 22番奥の院 月夜御水大師 --- 鉦打大師・鉦打坂薬師 --- 22番奥の院 弥谷観音堂 --- 23 薬王寺
周辺
弥谷観音堂の前
参考文献
- 宮崎建樹/著 『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会/刊 2010年(第9版)
- 同 解説編 2007年(第7版)
- 現地説明板
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