ボ・カルペラン
ポータル 文学
ボ・カルペラン(Bo Carpelan、1926年10月25日 - 2011年2月11日)は、フィンランドの詩人。ヘルシンキ出身。
人物
スウェーデン系の出自であり、スウェーデン語系詩人に分類される[1]。
1946年、詩集『薄暗いぬくもりのように』でデビューして以来、フィンランド政府文学賞、フィンランド政府文学賞、フィンランド政府青少年文学賞、スウェーデン語系フィンランド文学協会賞、北欧理事会文学賞、プロ・フィンランディア・メダルなど、数多くの賞を受賞した[1]。また、ヘルシンキ市立図書館副館長、スウェーデン語系フィンランド文学協会役員、北欧文化委員会役員、フィンランド政府文学委員会役員などを歴任した[1]。
カルペランの詩は自我と自然、あるいは大自然との調和に基づく心の安穏をテーマとしており、題材は日常的な出来事を採ることが多い[1]。
脚注
- ^ a b c d 大倉純一郎『スオミの詩 フィンランド現代詩撰集』花神社、1988年7月、267-268頁。
外部リンク
- フィンランド文学情報サイト
- 表示
- 編集