フリオ・ベラスコ

Julio Velasco
2016年のベラスコ
基本情報
フルネーム Julio Velasco
生年月日
出身地
(1952-02-09) 1952年2月9日(72歳)
アルゼンチンの旗 ラプラタ[要出典]
ホームタウン アルゼンチンの旗 ラプラタ[要出典]
監督・コーチ歴
現チーム アルゼンチンの旗 アルゼンチン男子代表(監督
前職
チーム
001981–1983の※はアシスタントコーチ、他は監督。
001996–1997のイタリアの旗 イタリアのみ女子。他は男子。

フリオ・ベラスコ(Julio Velasco, 1952年2月9日[3] - )は、アルゼンチン国籍[3]バレーボール指導者。日本ではジュリオ・ベラスコ表記も見られる[4][5][6]

来歴

人呼んで「魔法使いの見習い」[7]

15歳の時「La Plata University Club」でバレーボールを始める。後に指導者に転身[8]1983年にイタリア2部のモデナ監督に就任するや、チームをセリエA1に昇格させ[要出典] 四連覇を果たす[7]。1989年にはイタリア男子代表監督に就任し[7]1996年アトランタ五輪でイタリアを銀メダルに導いた[9]。同年、代表監督を勇退。

2003年にはバレーボール殿堂入りも果たした[8]

2008年北京五輪後、日本バレーボール協会は、全日本男子チーム(同五輪1次リーグ敗退)の代表監督の公募を行った。この時、複数からの応募があり、ベラスコも含まれていたという一部報道もある[10]。最終的に植田辰哉監督の続投が決定した[11]

2011年にイラン男子代表監督に就任し、イランをアジアのトップチームに引き上げた[7]2013年1月、2014年シーズンまでのイラン代表監督続投決定が報道された[9]

エピソード

ベラスコが放った格言に「言い訳は許さない」がある。イタリア代表監督時代には「(身長が足りないから)東欧には勝てない」という言い訳を、強固なウェイトトレーニングとメンタル強化により打ち破った[7]。代表監督就任以前のチームは海外遠征時には、イタリアの食品を持参するのが常であったが就任後には一切これを許さなかったという[7]

脚注

  1. ^ Squadra Latte Tre Valli Jesi - Stagione 1983/1984 - Legavolley
  2. ^ Squadra Latte Tre Valli Jesi - Stagione 1984/1985 - Legavolley
  3. ^ a b FIVB World Grand Champions Cup Media Guide 2013 p.64
  4. ^ ワールドカップ バレーボール 2011 イラン -IRI- - フジテレビ
  5. ^ バレーボールW杯「日本有利ルール」なのか それでも惨敗が続く不思議 - J-CASTニュース、2011年12月6日
  6. ^ 次は全日本男子チーム・龍神NIPPONの番!! グラチャンバレー2013男子京都大会に向けて各チームの監督が抱負 - 日本バレーボール協会、2013年11月18日
  7. ^ a b c d e f 月刊バレーボール 2014年1月号 99ページ
  8. ^ a b Honorees - バレーボール殿堂
  9. ^ a b Julio Velasco to continue as head coach of Iran men's team - FIVB、Tehran, Iran, 2013年1月14日
  10. ^ 【男子バレー】グラチャン最下位。いま全日本に何が起きているのか(中西美雁) - Yahoo!ニュース(webスポルティーバ 11月25日)、2013年11月26日
  11. ^ バボちゃん ライターズ・アイ!(米虫紀子) - フジテレビ「バボChannet」、2011年12月7日

外部リンク

イタリアの旗 バレーボールイタリア男子代表 1992 バルセロナ五輪 オリンピックの旗

1 ガルディーニ | 5 トフォリ | 6 マッシァレッリ | 7 ガッリ | 8 ブラッチ | 9 ベルナルディ | 10 カンタガッリ
11 ゾルジ | 12 ルケッタ | 13 ジャーニ | 14 ブッロ | 15 パシナート | 監督 ベラスコ

イタリアの旗 バレーボールイタリア男子代表 1996 アトランタ五輪 2 2位 オリンピックの旗

1 ガルディーニ | 2 メオーニ | 3 グラビーナ | 5 トフォリ | 6 パピ | 7 サルトレッティ | 8 ブラッチ
9 ベルナルディ | 10 カンタガッリ | 11 ゾルジ | 13 ジャーニ | 16 ボボレンタ | 監督 ベラスコ

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