デカメロン (映画)

デカメロン
Il Decameron
映画の1シーン
監督 ピエル・パオロ・パゾリーニ
脚本 ピエル・パオロ・パゾリーニ
原作 ボッカッチョデカメロン
製作 アルベルト・グリマルディ(イタリア語版)
出演者 フランコ・チッティ(イタリア語版)
ニネット・ダボリ(イタリア語版)
ピエル・パオロ・パゾリーニ
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 トニーノ・デリ・コリ
編集 ニーノ・バラーリ
タチアナ・カシーニ・モリジ
配給 日本の旗 ユナイト[1]
公開 イタリアの旗 1971年8月25日
日本の旗 1972年5月20日[1]
上映時間 106分
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
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デカメロン』(: Il Decameron)は、1971年公開のイタリアオムニバスコメディ映画。監督はピエル・パオロ・パゾリーニボッカッチョデカメロン』の映画化。『パゾリーニの「生の三部作」の第1作で、『カンタベリー物語』(1972年)、『アラビアンナイト』(1974年)がこれに続く。

裸とセックスとスラップスティックな笑い、さらにスカトロジーが描かれる。第21回ベルリン国際映画祭において銀熊賞受賞[2]

キャスト

  • フランコ・チッティ
    フランコ・チッティ
  • ニネット・ダボリ
    ニネット・ダボリ
  • アンジェラ・ルーチェ
    アンジェラ・ルーチェ
  • グイド・アルベルティ
    グイド・アルベルティ
  • シルヴァーナ・マンガーノ
    シルヴァーナ・マンガーノ
  • チャペレット:フランコ・チッティ(イタリア語版)
  • ペルージャのアンドレウッチョ:ニネット・ダボリ(イタリア語版)
  • マゼット:ヴィンチェンツォ・アマート
  • ペロネッラ:アンジェラ・ルーチェ(イタリア語版)
  • 貴婦人:マリア・ガブリエラ・マイオーネ
  • 僧:ジュゼッペ・ジガイナ
  • ジョットピエル・パオロ・パゾリーニ
  • 裕福な商人:グイド・アルベルティ
  • 聖母:シルヴァーナ・マンガーノ(クレジットなし)
  • カテリーナ:エリザベッタ・ジェノヴェーゼ(クレジットなし)

評価

1971年にイタリアで公開された映画のうち、動員数11,167,557人[3]は『ゴッドファーザー』、『...continuavano a chiamarlo Trinità』(『花と夕日とライフルと… 風来坊(イタリア語版)』の続編。日本では劇場未公開、未ソフト化)についで第3位。2020年3月現在でも歴代トップ250の第25位にランクインしている[4]

出典

  1. ^ a b デカメロン - KINENOTE
  2. ^ “Berlinale 1971: Prize Winners”. berlinale.de. 2010年3月14日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ “La classifica dei film più visti di sempre al cinema in Italia”. movieplayer.it (January 25, 2016). 2020年3月27日閲覧。
  4. ^ “TOP250 tous les temps en Italie (Reprises incluses)”. JP's Box-office. 2020年3月27日閲覧。

外部リンク

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