ケイ酸ハフニウム(IV)

ケイ酸ハフニウム(IV)(Hafnium(IV) silicate、HfSiO4)は、ハフニウムケイ酸塩である。天然にはハフノンとして産出するが、多くの場合ジルコニウムを含む。ケイ酸ハフニウムのジルコニウム置換体がケイ酸ジルコニウム(英語版)ジルコン)となる。融点2758度。

ケイ酸ハフニウムとケイ酸ジルコニウムの薄膜は化学気相成長法(主にMOCVD)によって作られ、半導体材料である二酸化ケイ素に代わる高誘電率誘電体(high-k dielectric)として使うことができる。

関連項目

  • 塩化ハフニウム(IV)
  • ケイ酸ジルコニウム(IV)
二元化合物
  • HfB2
  • HfBr2
  • HfBr3
  • HfBr4
  • HfC
  • HfCl2
  • HfCl3
  • HfCl4
  • HfF4
  • HfI3
  • HfI4
  • HfN
  • HfO2
  • HfS2
多元化合物
  • Hf(NO3)4
  • Hf(OH)4
  • HfSiO4
  • Hf(SO4)2
  • TaxHf1-xCy
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