アルフォンス・ド・クレキ

カナプル伯爵アルフォンス・ド・クレキフランス語: Alphonse de Créquy, Comte de Canaples1629年1月7日 - 1711年8月5日)は、フランス王国の貴族。イングランド王チャールズ2世の親しい友人だった。

生涯

シャルル2世・ド・クレキ(英語版)の次男シャルル(1630年没)の次男として生まれた[1]

1702年に兄のシャルル3世・ド・クレキ(英語版)の家系が断絶すると、アルフォンスはレディギエール公爵(フランス語版)を継承、後にもう1人の兄フランソワ・ド・クレキの称号も受け継いだ[1]

しかし、アルフォンスには2人の兄のような才能がなく、フランスでの職を失った。そのため、1672年にロンドンに行き、シャルル・ド・サンテヴルモン(英語版)と結びついてチャールズ2世とも親しくなった[1]

脚注

  1. ^ a b c Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Créquy s.v." . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 7 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 410–411.
フランスの爵位
先代
ジャン・フランソワ・ポール・ド・クレキ・ド・ボンヌ
レディギエール公爵(フランス語版)
1703年 - 1711年
断絶