あの日薔薇一輪

ミュージカル・ロマン[1]あの日薔薇一輪』(あのひばらいちりん)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。16場[1]

花組公演[1]

併演作品は『ザ・レビュースコープ[1]』。

概要

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]を参考にした。

アメリカ合衆国のビジネス界を舞台に、大会社の幹部に昇進した若者の恋がデネシー調のジャズに乗せて繰り広げられた作品。

トップコンビの高汐巴秋篠美帆の宝塚退団公演であった。

あらすじ

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]を参考にした。

1950年代後半のニューオリンズ。ロベールはパリ支社から引き抜かれた優秀なビジネスマン。黒縁眼鏡にひっつめ髪のお堅いOLの新任秘書ハンナに対し、悪戯心で眼鏡をとらせたところ、ハンナが学生時代に振られた彼女にそっくりだったと気づく。

公演期間と公演場所

スタッフ

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通

  • 作・演出:柴田侑宏[1]
  • 作曲・編曲:寺田瀧雄[3]
  • 音楽指揮:岡田良機(宝塚)[3]、北沢達雄(東京)[5]
  • 振付:名倉佳代子[3]
  • 装置:大橋泰弘[3]
  • 衣装:任田幾英[3]
  • 照明:今井直次[3]
  • 小道具:榎本満春[3]
  • 効果:扇野信夫[3]
  • 音響監督:松永浩志[3]
  • 演出補:村上信夫[3]
  • 製作担当:古川清(東京)[5]
  • 制作[3]:高野賢一、田中拓助

主な配役

本公演

宝塚
東京の変更点
  • バーナード - 朝香じゅん[5]
  • スティーヴ - 瀬川佳英[5]
  • フランク - 幸和希[5]
  • リチャード - 真矢みき[5]
  • ジェイムズ - 三矢直生[5]

新人公演

※下記の配役は宝塚、東京共通のデータ

  • ロベール - 友麻夏希[4]
  • ハンナ、ミレーヌ - 華陽子[4]
  • バーナード - 宝樹芽里[4]
  • スティーヴ - 愛華みれ[4]
  • レイモン - 舵一星[4]
  • ダイアナ - 香坂千晶[4]
  • パトリシア - 桜木星子[4]
  • ウォルター - 三矢直生[4]
  • ジョージ - 大樹ひろと[4]
  • フランク - 汐音真実[4]
  • マイク - 南海里[4]
  • リチャード - 大潮ますみ[4]
  • ジェイムズ - 真琴つばさ[4]

主な楽曲

  • あの日薔薇一輪
  • あと五分
  • 何が楽しみ?
  • 恋に勇気を

脚注

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  1. ^ a b c d e 80年史 1994, p. 323、325.
  2. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 160.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah 80年史 1994, p. 323.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 80年史 1994, p. 326.
  5. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 325.
  6. ^ 80年史 1994, p. 327.

参考文献

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
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外部リンク

  • 花組 大劇場「あの日薔薇一輪」配信deタカラヅカページ